無呼吸症だと生命保険に入れない!?

加入済でも継続更新不可!?


−睡眠時無呼吸症候群と生命保険−



睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療開始以降においては、生命保険への新規加入や継続更新を拒絶される機会が増えてくるわけですが、残念ながら事態に直面して初めてその事実を知るSAS患者が圧倒的に多いようです。

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無呼吸外来へ通院している間は、加入も更新も困難!
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生命保険への加入・継続ができなくなると、生活設計を根底から覆されることにもなりかねません。治療前から保険に入っていても「期限なしの終身タイプ」でない限り次回更新で拒絶され、将来の生活設計は白紙に。これからマイホームをお考えの方などは団体信用生命保険への加入を求められる住宅ローンも組めなくなるかもしれないわけですから問題は深刻です。

しかし、治療中であっても既往症を告げる必要のない無告知型(無選択型)の生命保険や医療保険ならば加入できるケースもあるので、万一に備える点では一安心ですが、このタイプの保険には下記のような注意点があります。

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▼ 無告知型生命保険の注意点 ▼
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既往症に起因する死亡や疾病と判断された場合、保険金が支払われない。
※睡眠時無呼吸症候群(SAS)は心不全や脳梗塞などとの関係大。

定期保険の場合、保険期間が5年・10年と短く、更新毎に保険料が上がる。
※将来的な家計負担増。

保険料が割高で保障も少ない。
※費用対効果が低い。

以上のようなことから、出来ることならば条件のよい告知型に加入したいところですが、そのためにはSASを完治させるか、治療機器「CPAP(シーパップ)」を所有するなどして通院治療をやめ、告知年限(一般的に2年or5年)が経過した後に保険加入するしか方法はありません。

 告知書(例)
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